○5日目:10日(金) ボルケーノ(キラウエア火山)へ
これでもかというくらい、毎日同じ朝食メニューです。違うのは、パパイヤが二つになったことでしょうか。
今日は、いよいよ生きている地球の息吹を間近で感じるボルケーノ(キラウエア火山)を訪れます。
途中、コーヒー農園に立ち寄りました。大きな駐車場には、ツリーハウスがありました。ちょうどディズニーランドのツリーハウスのようでした。
コーヒーの木には、たくさんの実がなっていました。頭の赤いきれいな小鳥も、コーヒーの実を食べに来たのでしょうか。
ハワイと言えば、コナコーヒーです。わたしたちは、100%コナコーヒーを少しと、10%コナコーヒーをたくさん買ってきました。(何と言ってもふところが寒いので)
コナからヒロに向かって、ハワイ島最南端を越えると、プナルウ黒砂海岸があります。溶岩が細かく砕けてできた真っ黒な砂浜が広がるビーチです。
ちょうど人をあまり怖がらないウミガメがいました。ウミガメをさわることは禁じられているので、ウミガメものんびりと日光浴をしているのでしょうか。
ここは、キラウエア・ビジターセンターです。ハワイ島の火山活動のシステムや火山周辺の動植物の様子を展示しています。現在の火山情報も教えてくれます。
ここは、ジャガー博物館です。キラウエア火山の中で噴煙を上げているハレマウマウ火口がとてもよく見えます。夜になると、真っ赤な火映現象が見えることがあるということです。
ハレマウマウ火口は、たいへん大きな火口で、モクモクと盛んに煙が出ています。人が近づくことはできません。火口の近くの道路も火山ガスのために、封鎖されています。
これは、キラウエア・イキというクレーターです。熱帯原生林を通りながら、クレーターの内部へ122mほど降りると1959年以来、今なお蒸気を噴出している溶岩の上を歩くことができます。
展望台駐車場に車を止め、トレール入り口からクレーター内部へ向かいます。
クレーター内部は、すさまじい溶岩の力を感じる場所です。
クレーターのあちこちに白い噴煙を上げている岩の裂け目がありました。地面に手を当てると、まだ温かくて、地球の鼓動を肌で感じることができます。
クレーターのあちこちに植物が根を張っていました。いつか、このクレーターも熱帯の植物でおおわれることもあるのでしょうか。
クレーターの底から縁の上まで、またかなりの上り坂を上っていきます。
これは、溶岩トンネルです。溶岩の内部に大きなトンネルができたものです。
クレーターの周りの熱帯樹林には、たくさんの花や実が見られました。日本でも見られるものもありました。
ボルケーノからの帰りは、我が家のボルケーノが車を運転しました。車を小刻みに揺らす快適な運転を披露してくれました。
夜は、初めてレストランに寄りました。メキシコ料理の店で、3人分3種類の料理を頼んだのですが、わたしたち家族には、ちょっと量が多すぎて、完食することはできませんでした。
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