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紙の歴史・1 世界編
紙・発明以前 ●情報を正確に伝える手段 人間が文字を持たなかったころ、情報伝達手段は言葉(口伝)だけに頼られていました。しかし、人間の記憶とは無責任なもので、どんどん口伝されていく間に元の情報とは違った内容が伝わっている事がありました。そこで大昔の人々は、身近な縄に結び目を作ったり、着色したりして記憶の手助けにしいました。これを結縄(けつじょう)といい、この習慣は世界中で行われていたことが明らかになっています。
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紙の歴史・2 世界編
紙・誕生 ●2000年前、中国で発明 1957年、中国の西安市郊外の遺跡から紀元前141年以前の紙が発見されました。この紙は発見された地名をとって「はきょう紙」と名付けられました。しかし、まだ文字が書けるほどの紙ではなく、麻布と同じように銅鏡などの貴重品を包むのに使われていたと考えられています。この頃の中国では、書写材料として木簡や竹簡、絹などが使われていました。木簡や竹簡は軽便で手に入れやすいのですが、かさばって保存に適さず、また、絹は高価で大量に使うことができませんでした。
※紙は植物繊維を、水で薄めて漉いて作ります。この基本原理は現在も同じです。 |