ヴァイオリンを演奏するパガニーニ
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22.  『ヴァイオリンを奏でるパガニーニ』 ウージェーヌ・ドラクロワ (1798-1863)
1831年 厚紙・油彩 45×30.4cm ワシントン、フィリップス・コレクション




モデルは、ジェノヴァ出身のヴァイオリニスト、ニコロ・パガニーニ (1782-1840)。
パガニーニは、ヴァイオリンを独奏に堪えうる楽器にまで演奏技術を高めた鬼才であった。
その超人的で壮絶な演奏技術(超絶技巧)は、パガニーニの病的な外見とあいまって
悪魔との共謀を示すものと当時の人々に噂された。

この絵は1831年3月9日に、ドラクロワ(画家は非常な音楽好きだった)がオペラ座で
パガニーニの独奏会を聴いた直後に描いたものと推測されている。

パガニーニが当時の音楽界に与えた衝撃は甚大で
若きロマン派の作曲家達 (シューマン、メンデルスゾーン、ショパン、リスト)は、
皆こぞってパガニーニの演奏会を聴きに行っている。
その演奏は彼らに大きな影響を与えた。


  関連作品 32 .『 ショパンの肖像 』





ウージェーヌ・ドラクロワの作品とその肖像
http://www7.wind.ne.jp/azarashi/delacroix/d-top.html