ナンシーの戦い
この絵を拡大する  |  作品リスト1へ戻る  |  次の絵に進む

17.  『 ナンシーの戦い 』 ウージェーヌ・ドラクロワ (1798-1863)
1830〜32年 カンヴァス・油彩 114×146cm ナンシー市立美術館蔵






つい先ごろの災難で焦りだっている大公は、全き慎重さを冒してこの戦いに臨むのだ。

顔には雪がふりかかり、凍るような天気で、おかげで彼の騎兵を失ってしまう。

池にはまってしまった彼自身は、そこから抜け出そうともがいているうち、ロランの騎士によって殺されてしまう。

この戦いは、フランス王ルイ十一世とブルゴーニュ勢との間の敵対関係に終止符を打ったが、

その結果ルイ十一世は、ブルゴーニュの分割に成功する。



「1834年のサロン」 のカタログに付された ドラクロワによる作品説明より




勢力の絶頂期に達していた15世紀ブルゴーニュ公国の王シャルル豪胆王が、
西欧最大の強国を築き上げるための最後の戦いに臨み、野望むなしく槍に貫かれ
ありえない最期を 遂げたという歴史事件に想を得た作品。


ドラクロワの三大戦争画(ポワティエ、ナンシー、タイユブールの戦い)の一つ。

   関連作品 16. 『 ポワティエの戦い 』
   関連作品 28. 『 タイユブールの戦い 』



このページのトップへ



http://www7.wind.ne.jp/azarashi/delacroix/d-top.html