赤城町いろいろ

宮田不動尊



 この尊像は国指定重要文化財で、凝灰岩の白みをおびた石を丸彫りにしたものです。尊像の胎内に納入された古文書によると1251年、鎌倉時代に院隆、院悦両仏師によって彫られました。高さは1.82mとほぼ等身大であり、一目諦視の忿怒の相で右手に智剣、左手に羂索をもつ、わが国の石仏の中でも屈指のものと言われています。力強いながらも温厚な雰囲気を漂わせ、優美で重厚な鎌倉期の特徴がうかがえます。
 お不動様は悪魔を降伏させ行者を護り、知恵と長寿をさずけてくれるという不動明王として、多くの信仰を集めてきました。渋川市赤城町では『宮田のお不動様』と呼ばれ親しまれており、現在は不動寺境内の絶壁にある洞穴に安置され、年に一度1月28日の縁日に拝むことができます。


トップページ 戻る