人形劇「救い主イエス様の誕生」台本

第1幕

 

第1幕「受胎告知」

BGM「主よ人の望みの喜びよ」(リコーダー&キーボード2部合奏:中学生)

ナレーター1  今から2000年ほど昔のことです。ガリラヤのナザレの町に、マリヤという心の優しい娘が住んでいました。マリヤは、神様を心から愛する娘で、大工のヨセフと結婚の約束をしていました。ヨセフも、神様に従う正しい人でした。

 ある日、神様からマリヤの所に天使ガブリエルが遣わされました。

(マリヤ) (ひざまずいてお祈りしている)
天使ガブリエル (静かに現れ、両手を大きく広げながら、首をたてにふって話す)

おめでとうマリヤ。あなたは恵まれた方です。神様があなたとともにおられます。

(マリヤ) (ビクッと体を動かす)
天使ガブリエル  怖がることはありません。神様のお恵みによって、あなたは男の子を産みます。イエスと名付けなさい。その子は、神の子と呼ばれます。
マリヤ  どうしてそのようなことがありまえしょう。私はまだ結婚しておりませんのに。
天使ガブリエル  それは神様のお力によるのです。ですから、生まれるお方は、聖なる者、神の子と呼ばれます。神様におできにならないことはひとつもありません。
マリヤ  ああ、私は神様にお従いします。どうぞ、あなたのお言葉通りになりますように。

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