2000年5月20日の上毛新聞の「ひろば」に掲載された文章                         (掲載通算191号)     「安全は思いやりと習慣」  交通安全週間とか工事の安全性とか、さまざまに安全性が言われているが、安全 は生活の中に習慣となるよう実行している。ふとしたことから反省して、遅咲きな がら無事故無違反で金賞をいただいた時にうれしさを感じた。  昨年は思いもかけずバイクに追突されて、右膝骨折で入院。1年が過ぎてもなか なか戻らない。ヘルメットを着用していたから頭は無事だったけれど、100m先 の畑に行くにもシートベルトを締めたり、バイクではヘルメットを着用しなければ 出発しない習慣が身についた。  それに、思いやりが安全につながると思う。交差点の右折はなかなか出来ない。 私は後続車の多いときは合図して右折させる。せまい道から出られない車がある場 合も同様であり、秒単位で待ってやればよい。  思いやりと待つ余裕がほしい。横断で止まってくれるのはプロの運転手。スピー ドをあげて走り去るのは若い人たち。  せまい道で学童などが両側に分かれて歩行する時は注意してやる。学校でも1列 で歩くよう習慣づけさせていただきたい。安全とは思いやりと余裕を習慣づけるこ とが肝要だと思う。