2000年2月21日の上毛新聞の「ひろば」に掲載された文章                         (掲載通算186号)     「愛犬ロビン」  いつか「わが家のペット」欄に載せていただいた雑種、雄犬のロビンも7歳になりました。 日の出とともに、風雨に関係なく散歩に出ます。”オハヨウ”を言わせてからですが、時々 手を抜くので、言うまで待ちます。定期路を決めて、早足で30分強歩きますが、私が入院 などで不在の時は、何となく沈んでいるそうで、退院してくると、全身で喜びを表します。  右ひざ骨折後、歩行が今ひとつですが、この犬がいるから、無理しても少しずつ歩いています。 このおかげで歩行は正常に近くなりました。途中に私の畑があり、用便させるのに都合がよい からです。犬同士でも気の合ったのは尾を振って互いにあいさつしますが。嫌いな犬には 歯をむきます。飼い主が脇道にそれたり、互いに避けたりします。小さいのに気が強く、大きい 犬にも敢然と向かっていき、飼い主似だと言われて苦笑しています。  外出先から帰ると”オカエリ”と言わんばかりにワオワオとなきます。煮干しや魚、特に パンが大好きで時々パンを催促します。小さいとき、車に骨折入院したので、黒い同型の車には 歯をむきます。テレビアンテナへの落雷でこわい目に遭ったことがあり、雷には特に敏感で、 すぐに小屋に入ります。ボールをくわえてきて、サッカーにも付き合わされています。私に 元気をもたらしているのは、愛犬がいるからかも知れません。