読書のコーナー

大きな影響を受けた本
感想等
「ナルニア国物語」(全7巻)

C・S・ルイス著

 まさに、子供向けファンタジー小説のルーツと言える本。

 こちらの世界の少年や少女が全くの異世界「ナルニア」に召還され、そこで心温まる交流や胸躍る冒険を体験する。

 読後はナルニア国や王であるライオンの「アスラン」が実在すると信じたいような気になり、「自分もナルニア国に行きたい。」と真剣に思った。

 少年少女のみならず、万人に読んで欲しい本です。

「塩狩峠」

三浦綾子著

 舞台は作者と同じ北海道。機関車を離れ、暴走する列車を文字通り身を挺して止めた永野信夫の感動的な生き様を描いた作品で、挿入されるいろいろなエピソードにも教えられるところが多かった。しかも、この話は実話に基づいている。

「グイン・サーガ」(現在執筆継続中:最新刊本編72巻、外伝16巻)

栗本薫著

 世界最長の小説にして、人物・舞台設定ともに秀逸な作品。詳しくは、読書の部屋をご覧下さい。

コラム:「小説について」

 「神はご自分の形に人を創造された。」と旧約聖書の創世記に記されていますが、私がそれを最も強く感じるのは、ファンタジー小説を読むときです。そこには、現実とは異なった世界が設定されており、登場人物の一人一人が生きています。

 「人がもの創るのは、神様ごっこをしているのだ。」と言う言葉を福音放送で耳にしたとき、それは芸術について語られていたのですが、私は文学のことを考えました。文学もれっきとした芸術であり、人が神様の形に創られた証拠なのではないかと感じるからです。

 小説は不思議です。近頃はティーンズノベルもたくさん出ており、わが家の娘達も「魔道物語」とか「デュアンサーク」などを読んでいますが、読書のすばらしさをどんな形でも感じてくれればと喜んで静観しています。

 

続けていろいろと紹介したいと思います。アクセスよろしく。


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