こんなに地球は汚れている。何かしなくては・・・・


ゴミ問題
玉村町の焼却場

 買い物に行くと、いろいろな物があります。魚・肉は発砲スチロールの皿に入り、野菜はビニールの袋に入り、全ての物がいろんな物で包んであります。みんなはこれを食べないよね。結局はゴミとして捨てるしかないよね。自動車やテレビなど電化製品だって、何年かに1回は買い変えるています。そんな家庭のゴミは1年間で東京ドームで135杯分にもなります。そして会社や工場から出るゴミはその8倍もあります。

 そんな大量のゴミはどこへ行くのでしょう。燃えるものは焼却場で燃やされて灰にされます。この灰や燃えないゴミは最終処分場に行きます。最終処分場は、みんなが住んでいる所から離れた山や海にあって、それらのゴミを埋めています。このままじゃ地球はゴミでいっぱいになってしまいます。

 だから、ゴミを出さないようにしよう。そして、買い物はマイバックを持って行こう。リサイクル、リユースできるものを選ぼう。


地球温暖化
地球を救おう

 18世紀の産業革命以来、わたしたちは石炭や石油の燃料を使ってきました。現在も今まで以上に使い続けています。自動車・飛行機の燃料、電気(火力発電)など、いろんな所でたくさん使っています。つまり、二酸化炭素(CO2)をたくさん出しています。

 一方、二酸化炭素を吸って酸素を吐き出す植物をどんどん切っています。1年間で日本の面積の半分の面積の森林が減っているのです。

 二酸化炭素は温暖ガスとも呼ばれます。それは、地球の熱が外へ出ていくのをさまたげてしまうからです。今、地球はどんどん暖かくなっています。最近は外国ばかりでなく、日本でも局地豪雨など異常気象が見られます。これは地球温暖化が原因といわれています。また、温暖化によって北極・南極の氷が解けると、海に沈む場所もたくさんあります。

 それでは、わたしたちにできる事はなんでしょう。なるべく自動車に乗らなず、近い所は歩いたり、自転車でいく。無駄な電気は使わない。いろんな事ができるのです。


オゾンホール
オゾンホール
1999.9.1
わたしたちの地球はまわりをぐるっと空気に囲まれています。それを大気圏といいます。その大気圏の外側には成層圏があり、その1つにオゾンという気体の層があります。

 このオゾン層は厚さがたった2〜3ミリしかないんだ。それでも働きはすごいんだ。太陽からの光線の内、人間に有害な紫外線をとうさないで、わたしたちを守ってくれています。人間は紫外線にあたると皮膚ガンになりやすくなります。

 オゾン層の働きはこれだけでなく、太陽からの熱を吸収して、今の地球の気候を維持してくれてもいます。

 最近、北極や南極の上のオゾン層に穴があいています。これは自然にあいたのではなく、人間のせいなのです。冷蔵庫、クーラーやスプレーで使われているフロンガスが原因なのです。このフロンガスは何年もかけて上昇し、やがてオゾン層を破壊してしまっています。これをオゾンホールといいます。

 今からさわいでも遅すぎたかもしれないけれど、将来、少しでもオゾンホールが大きくならない為にも、フロンガスを使わないようにしなくてはなりません。


酸性雨
雨がすっぱい

 地上の水は、太陽に暖められて水蒸気になり上昇します。上昇した水蒸気は冷えて雲となり、やがて雨となり地上に降ります。この雨に、空気中の様々なものがとけてきます。とける物の中で、窒素酸化物(NOx:ノックス)や硫黄酸化物(SOx:ソックス)が多いと酸性雨となります。酸性雨とはPH5.6以下の雨をいいます。空気中の窒素酸化物や硫黄酸化物は自然にも存在しますが、ほとんど工場の排煙や自動車の排気ガスなどで、人間の作った物です。

 酸性雨の被害は次のものです。

     1.森林の枯死
     2.湖沼の生物の死
     3.飲料水への危険性
     4.コンクリートや鉄筋を使った建造物
      (ビル、高架道路、トンネルなど)の被害
     5.その他、様々な環境への影響


川・海の汚れ
玉村町を流れる烏川



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